子育てに追われるママは、
多少の痛みは我慢しなければいけないのでしょうか?
- 我慢できる程度の症状しか出ていない。
- 痛くてツラくなっても、2,3日我慢すれば落ち着く。
- 常に気になるけど、ひどくなってはいない。
このような症状を、
どこまで放っておいて良いのでしょうか?
実は、これは体がすでにSOSを出し、
危険を知らせている可能性があります。
「まだ動けている」というだけで、
「何とかしてほしい」と体が訴えているわけです。
そんな体からの内なる声に耳をふさいでいると、
一体どうなるでしょうか?
たいてい、症状に対して鈍感になっていきます。
加えて、体はSOSサインを発しなくなっていきます。
すなわち、
段々と痛みを感じる機会が減ってくるわけです。
しかし、
「治った」というわけではない場合が多いので、
注意が必要なのです。
自然と辛くないような動きを体が覚え、
症状が出ないような動き方に慣れてきた
なんて場合があるからです。
こうして、
いわゆる古傷を作り、体の使い方を変化させ、
上手く痛みを避けた歴史が、
その方の現在の姿になるのです。
遠くを歩いている方を見て、
なんとなくその動き方だけで
誰だか分かることがありませんか?
動きや姿が、その方の体の歴史そのもの
といっても過言ではないのです。
様々な理由で症状が出て、
それに応じて、動き方や姿勢を変える。
すなわち、
長く続く症状に付き合い続けていると、
どんどん正常な動き方や姿勢が変化する
ということなのです。
治療が必要な状態なのかどうかは、
自分でするには難しいですが、
症状を大まかな判断の基準にする
という方法はあります。
体からのSOSサインは、
たいてい次のように順番に変化し、
症状が重くなっていきます。
1.違和感
2.疲労感:筋肉が張る感覚。伸ばすと緊張感がある。
3.鈍痛:なんとなく痛い、我慢できるが痛い。
4.痛み:動かしたり、力を入れると痛い。
5.痛みと自発痛:使うと痛い。動かさなくても痛い。
6.痛みと自発痛としびれ:痛み、しびれも感じる。
自分でストレッチや休息で楽になる可能性があるのは、
2までの症状です。
3より先へ進むと、中には疲労程度ではなく、
治療が必要なことが生じている場合があります。
自己判断でストレッチをしたり、
逆に運動して改善しようと試みたりすると、
かえって悪くしてしまう場合があります。
3より先に症状が進んだ場合、
思い当たる行動や原因を改善してみても、
なかなか症状が改善しない場合には、
医療機関で早めに診てもらいましょう。
1から5までの症状の中には、内科的な問題が
原因で症状が出ている場合があります。
内科へ受診した際にも伝えましょう。
そんな時、行くべきところを記事にしてみました。
こちらも参考に、体を大切に使いましょう。
その他、
日頃からよく「ツル」というのも、
体が発する危険信号です。
段々と頻度が高くなり、つって目が覚めるのが日常
そんなことになる前に、対処しなければなりません。
内科的な問題が隠れている場合もありますので、
合わせて解決しておきましょう。
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